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【関ジャム完全燃SHOW】プロがギャップにやられた名バラード

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2020年4月5日、テレビ朝日系「関ジャム完全燃SHOW」では、「プロが厳選 ギャップにグッときた!! 傑作バラード」という企画が放送されました。
激しい曲やノリの良い曲のイメージが強いロックバンドなどのイメージとは違った”ギャップにやられる名バラード”の数々を、音楽のプロ達が厳選し紹介する企画でした。

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プロがギャップにやられた名バラード

スタジオのゲストは次の3人でした。

鬼龍院 翔さん(ゴールデンボンバー)
杉山勝彦さん(作詞・作曲家)
Shingo Suzukiさん(ベーシスト・プロデューサー)

その他にも、業界のプロ達が名バラードを厳選して紹介しました。

本田昭光さん(音楽プロデューサー)
多保孝一さん(作曲家・音楽プロデューサー)
Kan Sanoさん(音楽プロデューサー)
mabanuaさん(音楽プロデューサー)
Carols K.さん(作曲家)
関口シンゴさん(ギタリスト・プロデューサー)
保本真吾さん(作曲家・音楽プロデューサー)
Michael Kanekoさん(音楽プロデューサー)

(※記事中の曲名・コメント等の文章は、「関ジャム完全燃SHOW」2020年4月5日放送分より引用・要約などさせていただいております。)

 

プロが厳選 ギャップにグッときた!!傑作バラード ①

◎Kan Sanoが選んだ傑作バラード
●「スローバラード」/RCサクセション('76)
(作詞・作曲:忌野清志郎&みかん)
「シンガー・忌野清志郎の凄さがにじみ出るバラード」
※忌野清志郎の実体験をもとに作られた歌詞と言われている。

 

【Kan Sanoコメント】
ピッチ感、リズム感、コントロール、すべてが完璧で圧倒的な声の表現力。
バラードでありながら、日本語ロックの可能性を感じさせる1曲。

 

◎Carlos K.が選んだ傑作バラード
●「Wherever you are」/ONE OK ROCK('10)
(作詞・作曲:Taka)
※CMソングとして話題に。結婚式でも人気の1曲。

 

【Carlos K.コメント】
英語が分からなくても圧倒される。非常に音楽的で素敵な楽曲。

 

◎鬼龍院翔が選んだ傑作バラード
●「花」/ORANGE RANGE('04)
(作詞・作曲:ORANGE RANGE)
※「ロコモーション」の4ヶ月後にリリース。映画「いま、会いにゆきます」主題歌。

 

【鬼龍院翔コメント】
チャラいイメージだったORANGE RANGEからのギャップと振り幅が凄すぎる、泣ける曲。

 

◎本田昭光が選んだ傑作バラード
●「I DON'T WANT TO MISS A THING」/エアロスミス('98)
(作詞・作曲:ダイアン・ウォーレン)
「全世界がギャップに震えた感動のバラード」
※映画「アルマゲドン」の主題歌として大ヒット。

【本間昭光コメント】
エアロスミスがデビュー25年目にして出した、ロックバンドの奥深さを感じる名バラード。

 

◎鬼龍院翔が選んだ傑作バラード
●「バンザイ~好きでよかった~」/ウルフルズ('96)
(作詞・作曲:トータス松本)
「日常に幸せを繊細に歌った名バラード」
※「ガッツだぜ!!」のわずか2ヵ月後にリリース。

【鬼龍院翔コメント】
ソウルフルで豪快なイメージのトータスさんが、ただ惚れた女のことをストレートに歌うのが良い。
ウルフルズは「面白いバンド」だと思っていたが、そこからのギャップに心を撃ち抜かれた。

 

◎mabanuaが選んだ傑作バラード
●「いい女」/ウルフルズ('92)
(作詞・作曲:トータス・ケイスケ)

「”ソウルっぽさ”が感情を揺さぶるバラード」
※1stアルバムに収録されたライブの締めの定番曲。

【mabanuaコメント】
6/8拍子を使うなど、絶妙にソウルバラードの要素を入れてくるあたりがウルフルズらしい。

 

◎多保孝一が選んだ傑作バラード
●「いとしのエリー」サザンオールスターズ('79)
(作詞・作曲:桑田佳祐)

「時代を超えて愛され続けるデビュー3枚目のシングル」
※「勝手にシンドバッド」の翌年にリリース。

【多保孝一コメント】
新時代を感じさせるインパクトと普遍的な美しさがあり、40年以上経つ今も輝きを放ち続ける名曲中の名曲。

 

プロが厳選 ギャップにグッときた!!傑作バラード ②

◎Singo Suzukiが選んだ傑作バラード
●「ラブソング」/サンボマスター('09)
(作詞・作曲:山口隆)
※「失ってしまった人」への愛を歌った初バラード・シングル

 

【Singo Suzukiコメント】
直球で感情的で破壊的な彼らが歌うシンプルで詩的なバラード。

 

◎関口シンゴが選んだ傑作バラード 
●「MOTHER」/LUNA SEA('94)
(作詞・作曲:LUNA SEA)
※シンセサイザーとギターのアンサンブルによる神秘的なイントロ。「ROSIER」と同じアルバムに収録。

 

【関口シンゴ コメント】
小学生の時「他の曲とは違う」と強烈に惹きつけられた・今聴いても新しい、実験的なサウンド。
SUGIZOさんのバイオリンは、幻想的な海を渡る鳥と思わせる。

 

◎Singo Suzukiが選んだ傑作バラード
●「白いクリスマス」/JUN SKY WALKER(S)('89)
(作詞:KAZYA 作曲:JUNTA)
「やんちゃな青年たちの真っ直ぐなラブバラード」
※「START」の約1年前にリリース。

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【Singo Suzukiコメント】
愛の歌らしい歌詞でありながら。大人になりきれない、微妙な青春感が切ない。

 

◎Michael Kanekoが選んだ傑作バラード
●「TEARS IN HEAVEN」/エリック・クラプトン('92)
(作詞・作曲:エリック・クラプトン ウィル・ジェニングス)
「息子への想いを歌った美しく悲しいバラード」
※クラプトンが4歳亡くなった息子に捧げたバラード。

【Michael Kanekoコメント】
「天国で君に会えたら 僕の名前を覚えていてくれるかい」という歌詞はストーリーを知って聴くと本当に切なくて悲しい。

 

◎Carlos K.が選んだ傑作バラード
●「Life is beautiful」/BiSH('18)
(作詞:恋愛好男 作曲:松隈ケンタ)
BiSH:”楽器を持たないパンクバンド”のキャッチフレーや、過激なMVや演出で知られるアイドルグループ

【Carlos K.コメント】
言葉に感情がのっていてグッとくるバラード・
Aメロがメロラップ調なのも面白い。
サビのメロディーもスッと入ってくる。純粋さだけでなく深みもあり、味わい深い作品。

 

◎保本真吾が選んだ傑作バラード
●「White LOVE」/SPEED('97)
(作詞・作曲:伊秩弘将)

※デビュー翌年「Wake Me Up!」の2ヵ月後にリリース。

【保本真吾コメント】
10代の気持ちをガッチリつかむ歌詞とメロディーが秀逸。少し背伸びした感じが同世代の共感を呼ぶ名曲。

 

この他に、スタジオでは、鬼龍院翔さんがGLAY「BELOVED」「ずっと2人で・・・」「幸せになる、その時に。」B'z「いつかのメリークリスマス」、Shingo SuzukiさんがX JAPAN「ENDRESS RAIN」、杉山勝彦さんがGLAY「HOWEVER」B'z「Calling」をそれぞれ紹介し、その優れた点を詳しく解説しました。

 

個人的に傑作だと思うバラード曲

●「Home Sweet Home」('85)/Mötley Crüe

世界的に有名なアメリカのヘヴィメタルバンド。「Girls, Girls, Girls」などのノリの良い曲のイメージが強いですが、個人的には、当時この曲でやられました。

 

番組でも言ってましたが、激しい楽曲を多くやっているアーティストのバラードは、普段と違う「ギャップ」 にやられます。
日常生活でも、友人などの「ギャップ」に萌えたりする感情と似ています。

 

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