日常Factry

「日常エウレカ」からの再掲ブログ

【GLIM SPANKY】Velvet Theater 2019 東京キネマ倶楽部

スポンサーリンク

先日2019年11月28日、東京キネマ倶楽部で行われたロックユニット・GLIM SPANKYのライブ「Velvet Theater 2019」へ行ってきました。

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。 

f:id:napamaru:20191206120453j:plain

Velvet Theater 2019

「Velvet Theater」は、過去にも、山手線・鶯谷近くのライブハウス「東京キネマ倶楽部」で行われていました。(たぶん、2015年と2016年に1日ずつの開催)
今回は、10月から名古屋・大阪で1日ずつ開催し、東京では、やはり「東京キネマ倶楽部」で11月28日・29日の2日間の開催でした。

コンセプチュアルライブ

「Velvet Theater」は、GLIM SPANKYが普段行っているアルバムツアーなどのライブとは異なり、「幻想的」な雰囲気の中、セットリストもアルバムなどのくくりなくディープな空間を演出したライブです。選曲も独特。
個人的には、2016年の「Velvet Theater 2016」を観に行って、そのディープな雰囲気に酔いしれて、また行きたい!とずっと思っていたので、念願叶って今回久々に開催された「Velvet Theater 2019」の11月28日公演を観に行ってきました。
また、この「東京キネマ倶楽部」の雰囲気が、ちょっと怪しくレトロな感じで、ホントいい感じ。

f:id:napamaru:20191206120538j:plain

一応、開演前なので、写真を撮らせていただきました。

f:id:napamaru:20191206120612j:plain

↑↑2階席(通常、関係者席になっている)のカーブがいい感じ。

開演

サポートメンバーが入場し拍手がおこり、ギターの亀本寛貴さんが入場してさらに盛り上がります。
最後に、ギターヴォーカルの松尾レミさんも入場してライブ開始です。

1曲目、ウッドベース(エレキウッドベース?)が、ボーンボーンと時計の鐘の音を鳴らす「タイトル未定の曲」からスタート。
松尾さんのセリフから始まる曲で、以前の「Velvet Theater 2016」の時も披露されていました。この曲も音源化して欲しい。

その後、「NIGHT LAN DOT」や「MIDNIGHT CIRCUS」が続き、幻想的な雰囲気が深まります。

今回は、シングル「ストーリーの先に」の発売直後だったこともあり、新曲4曲(シングル3曲と1曲は火の鳥のトリビュートアルバム「NEW GENE, inspired from Phoenix」から「Circle Of Time」)も披露し、割とアップテンポな曲もありました。

ストーリーの先に

ストーリーの先に

  • GLIM SPANKY
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

新曲「Breaking Down Blues」は、松尾さんが珍しくハンドマイクで歌いました。かなり新鮮です。
続いて、浅川マキさんの「ジン・ハウス・ブルース」のカバーを亀本さんのアコギのみの演奏で披露。(この曲も松尾さんはハンドマイクで歌唱)
なんか、普段ハスキーでカッコいい松尾さんの声が、「酒やけ」したみたいな声に感じて、これもまたいい感じ。

「ジン・ハウス・ブルース」からは、松尾さん曰く「アコースティックコーナー」と言っていて、「美しい棘」までは、アコースティック・アレンジといった感じの演奏でした。
いつもセットリストに入る「大人になったら」はやりませんでしたが、「お月様の歌」や「白昼夢」も披露され、個人的に大満足のライブでした。

☆ツイッターでGLIM SPANKYのライブ写真をみる

f:id:napamaru:20191206131451j:plain

 

リキッドライトショー

今回、上の写真のように映像をプロジェクターか何かで投影もしていて、これだけでもかなり幻想的でしたが、松尾さんのたっての希望で、60年代頃の洋楽のライブで行われていた、曲の雰囲気や盛り上がりに合わせてリアルタイムでリキッドを垂らして画像(?映像)を作り出して、スクリーンに投影するリキッドライトショーが行われました。

☆ツイッターでリキッドライトショーの写真を見る

ものすごくアナログな映写でしたが、ホント幻想的なコンセプトに合致した素晴らしい演出でした。全然知らなかった技術ですが、これが見れたのも収穫でした。

 

2016年の「Velvet Theater」の時も、こういったコンセプトのあるライブは続けていきたいと亀本さんが言っていて、それから今回のライブで3年後に実現。
今回も「またやりたい」ということを言ってましたが、「Velvet Theater」のような雰囲気のライブで使う会場は、この「東京キネマ倶楽部」以外は東京では思いつかない、ということも言っていました。
東京キネマ倶楽部はホントに雰囲気のあるいいライブハウスですが、キャパは600人くらいです。
この規模だから、より雰囲気がいいんだとは思いますが、今のGLIM SPANKYの規模になると、なかなか選択しにくい会場なのかもしれません。でも、毎年やってほしい。

また「Velvet Theater」のようなライブがあれば、万難を排して観に行きたいと思います。

f:id:napamaru:20191206131727j:plain

【2019.11.28 セットリスト】
・タイトル未定の曲
・NIGHT LAN DOT
・MIDNIGHT CIRCUS
・ダミーロックとブルース
・いざメキシコへ
・闇に目を凝らせば
・Velvet Theater
・grand port
・ハートが冷める前に
・Breaking Down Blues
・ジン・ハウス・ブルース
(浅川マキのカバー・Acoustic ver.)
・お月様の歌(Acoustic ver.)
・夜風の街(Acoustic ver.)
・美しい棘(Acoustic ver.)
・夜明けのフォーク
・ストーリーの先に
・Circle Of Time

[アンコール]
・白昼夢
・Tiny Bird

https://twitter.com/glimspanky/status/1201381927179014145 より引用)

 

【関連記事】

www.nichijyo-eureka.com